防衛大学校開校記念祭の
棒倒しを見に行こう!

秋も深まりだいぶ涼しくなってきました。

が、防衛大学の開校祭は熱いです!

身内が防衛大学に行っているから、自衛隊の雰囲気を身近に感じられるから、自衛官の彼氏をつくりたいから、
様々な理由で防衛大学の開校祭に行く人がいるでしょうが、メインイベントはなんと言っても「棒倒し」です。

その迫力たるや!

今回はそんな棒倒しの魅力やマイナー情報を一挙ご紹介。

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防衛大学校開校記念祭の棒倒しって?

そもそも防衛大学の「棒倒し」って何?

防衛大学(以下「防大」)では、学生全員が学生舎(寮のことです)に住み、「学生隊」という組織の中にある第1から第4までのいずれかの「大隊」に属しています。
各大隊は約500名ほどで成されています。
学生舎も大隊ごとに分かれていることもあり、自然と連帯感が生まれてその絆は強いです。
その連帯感が最も発揮されるのがこの「棒倒し」なのです。旧海軍兵学校時代から続く伝統行事で、毎年とても盛り上がります。

各大隊対抗によるトーナメント方式で、味方陣地の棒を守り、敵陣地の棒を倒すというシンプルなルールです。

各大隊1チーム150人。
棒を倒されないように守る「上のり(味方の防御の上で、敵の特攻から棒を守る)」、「キラー(スクラムや遊撃による敵からの攻撃を妨げる)」、「棒もち(棒を支え続けて倒されないようにする)」、「サークル(棒を囲んで敵が侵入してくるのを阻む)」の防御要員、敵の棒を倒す「スクラム(スクラムを組んでサークルに突っ込み、攻撃の踏み台になる)」、「遊撃(味方のスクラムを敵のキラーから守るなど、攻撃全般の支援)」、「特攻(敵の棒に飛びついて棒を倒す)」の攻撃要員に分けられます。

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それぞれの棒は約50m離れていて、制限時間2分以内に相手の棒を30度傾けた状態を3秒保てたら勝ちです。
ただし、完全に30度を超える場合は3秒待たずに勝ち。
棒の長さは約3.5m、太さは最大で直径約20㎝、総重量は70㎏にもなります。

防衛大学校開校記念祭棒倒しの見どころ

棒倒しのルール自体はシンプルですが、体力勝負のみではなく、頭脳戦でもあるのが面白いところ。

攻撃要員に人数を割いて正面突破を目指すのか、少人数の攻撃要員で再度から回り込むかなど、各チームで何度も話し合いを重ねて作戦を練っていきます。
どの要因にどれだけの人数を充て、どのように守り、どのように攻めるのか、配置や立ち回りもとても重要。
時間はたったの2分ですから、話し合いや打ち合わせ、実践の予習はとても大事なのです。

攻撃要員は試合開始の合図で一斉に走り出し、時に防御要員とぶつかり合いながら敵の棒を目指します。
そして、味方が組んだスクラムを踏み台にして、敵の棒に飛びついてよじ登り、倒しにかかります。
棒のまわりを囲む防御要員によりもみくちゃにされ、棒の上で待ち構える敵に蹴落とされそうになり(実際蹴落とされます)、下から足を引っ張られながら棒を傾けようとする攻防が繰り広げられる様子はまさに圧巻!

皆すり傷やかすり傷では済まないような傷を作ります。
時には骨折したり、縫合が必要なほどの怪我をする学生も…

防大名物となるのも納得の激しいバトルなのです。

ちなみに一目でどちらか分かるよう、攻撃要員と防御要員は違う服装をしていますので、初めて見る人でも分かりやすいですよ。

防衛大学校開校記念祭、棒倒し見物の穴場

防大の開校祭に訪れる人は例年たくさんいますが、棒倒しは本当に人気のイベントで、毎年これだけは必ず見に来る、という熱心なファンも数多くいます。
筆者も何度も見に行ったことがありますが、遠方からわざわざ泊まり込みで見に来る人もいるくらいの人気ぶりなんです。

めちゃくちゃ広い防大ですが、棒倒しの時間はやはりどこも激混みです。

見物するのにおすすめの場所は学生宿舎の屋上。
近くでその迫力をまざまざと見てみたい、という人もいるかもしれませんが、近いとむさ苦しさは感じることはできますが、何が起こっているのか分からないまま棒倒しが終わってしまうということも。
宿舎の屋上は開放されており、誰でも入れます。
そこからなら冷静に見ることができるし、全体がよく見えるので純粋に試合が楽しめますよ。
特定の人物を近くで見たい、などの理由がなければ学生宿舎からの見物をおすすめします。

おわりに

毎年各大隊の総長たちが、大隊の名誉と誇りをかけてぶつかり合う伝統競技「棒倒し」。
これを見ずして防衛大学は語れません。
およそ一般大学にはない自衛隊ならではのスポーツ、是非ご覧あれ。

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cotomo

投稿者: cotomo

眠い目をこすりながらも夜更かしするネット住民です。 (技術は伴っていなくても)気になったことを調べたりやってみたりして記事にするのが凄く好きです。

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