お中元のお返しは必要?
いつまでに?金額はどれくらい?

お中元をもらってどうしよう、と悩んだことはありませんか。ある程度のマナーは知っているつもりでも、普段は滅多に届かないもので、特に結婚して初めて届いたお中元にどうしていいか分からない人は多いはずです。そもそもお返しは必要なのでしょうか。今回は届いたお中元へのお礼やその方法についてまとめてみました。

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お中元のお返しは必要?

お中元は(お歳暮もそうですが)「感謝の贈り物」であって「お祝い」ではありません。お返しの品を贈るという決まりはなく、むしろお返しされてしまうと元も子もなくなってしまいます。
しかし、もらいっぱなしで何もしなくてもいいというわけではありません。いただいた感謝の気持ちと、届いたことを知らせるためにも、なるべく早くお礼の電話をかけるかお礼状を送るようにしましょう。ごく親しい友人などの間柄であれば電話やメールで済ませるのもアリかもしれませんが、仕事上の取引先や上司など、目上の方に対しては必ずお礼状を出すようにしましょう。電話やメールの場合だと、心のこもったお礼としては受け取りにくいので注意してください。

お礼状の文面はごくシンプルな紋切り型のもので構いません。

【例文】(個人向け)

拝啓 盛夏の候 皆様には益々ご健勝のことと存じ上げます。
さて、このたびはお心のこもったお品を頂戴し、誠にありがとうございました。いつもながらのお心遣いに恐縮するばかりです。
暑さ厳しき折からご自愛のほどお祈りいたします。
略儀ながら書中にてお礼申し上げます。
                        敬具
                        平成○○年
                        田中太郎

【例文】(ビジネス向け)
                     平成○○年○○月○○日
株式会社○○○
代表取締役 ○○○○○様

拝啓 盛夏の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、このたびはご丁寧にも結構なお品をご恵贈いただきまして、誠にありがとうございます。
毎々のご配慮に恐縮するとともに心よりお礼申し上げます。
貴社のますますのご発展をお祈り申し上げますとともに、今後いっそうのご交誼のほどをお願いたしまして、略儀ながら書中をもって御礼申しあげます。
                        敬具
                        株式会社◇◇◇
                      代表取締役 田中太郎

奥様が旦那様の代わりにお礼状を書く場合は、送り主の旦那様の名前の横の下のほうに小さく「内」と書いてください。できれば一言お中元の品の感想を書くと、贈った人も安心するし、喜んでもらえるでしょう。「地ビールの詰め合わせ、毎晩楽しませていただいております」や「早速家族一同賞味させていただき、その本場の味に感謝いたしました」など。

余談ですが、お中元は日ごろお世話になっている方に感謝の気持ちとして品物を贈るものなので、もしお中元を贈った相手から贈ったものと金額が同じくらいの品物やそれ以上の品物がお返しされた時には、「今後は気遣い不要」の気持ちの表れ、と解釈してください。

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お中元のお返しはいつまでにすればいい?

もらったお中元に対してはお礼状を送るのが一般的なマナーということをお伝えしましたが、「お返しの品を贈るのはマナー違反」という意味ではありません。お返しの品を贈るかどうかは、互いの立場や関係、気持ちなどから判断しましょう。
お返しをするかしないかに絶対的な答えはありません。職場の人間関係によっても違ってきますので、より良い人間関係を築いていける方向でどうするかを決めるようにしましょう。旦那様宛てに届いたものであれば旦那様に相談してみてください。
お返しの時期は、お中元から少し時間を空けるといいですよ。「暑中御見舞」「残暑御見舞」として贈るのが◎
目上の人にお返しをする場合は「暑中御伺」「残暑御伺」とすると好印象を与えられます。 7月16日から立秋(毎年8月7日頃)の前日の間に贈るなら「暑中御見舞」、立秋から8月末の間に贈るなら「残暑御見舞」となります。 ただし、地域によってはお中元の時期が異なりますので、お返しを贈る時期にも注意してください。
もしお返しをする場合の目安は、普段使いの消えものが好ましいです。
女性なら有名店のアイスやジェラート、高級ブランドのチョコレートなどならまず喜んでもらえるでしょうし、男性なら本物志向のビールやこだわりのハム、ソーセージの詰め合わせなどはいかがでしょうか。

お中元のお返しの金額って?

お返しの品は、もらったお中元の半額から同額程度の品を選ぶようにしましょう。相手が気兼ねなく受け取れる配慮が必要です。もらったお中元よりもやや安価なもの方が、相手は受け取りやすいでしょう。
相手によりますが、お返しをわざわざお中元として用意しなくても、旅行先のお土産だったり、地元の名産品のお裾分け的な贈り物なども、さりげなくて相手にも気を遣わせないため好印象となるでしょう。
もらったお中元よりも高価なお返しを贈ると、「次回から贈り物は結構です」という意味を含み、失礼になる可能性があります。喜ばれるだろうと思っても、もらったお中元よりも高価なお返しを贈るのは避けてください。

まとめ

お中元やそのお返しを選ぶ際は、独りよがりで品物を選ぶのではなく、相手のことをよく考えた品選びをしたいものです。相手を思う気持ちを形にして表すという風習は日本の文化です。贈ったり贈られたり、マナーや配慮を十分にしてお互いを大事に思い、文化や習慣を大切にできるといいですね。

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cotomo

投稿者: cotomo

眠い目をこすりながらも夜更かしするネット住民です。 (技術は伴っていなくても)気になったことを調べたりやってみたりして記事にするのが凄く好きです。

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