お餅って子どもはいつからOK?
注意点と詰まったときの対処法

お正月、子どもたちの楽しみのひとつと言ったら「お餅」ではないでしょうか。

筆者も小さい頃からお餅が大好きなのですが、具体的にいつから食べていたっけ…記憶を辿るとかなり曖昧です。
我が家のもうすぐ2歳になる子どもにも食べさせて大丈夫なのか、というのも気になるところです。

せっかくの機会なので子どもも一緒に美味しくお餅を食べたいものですね。
いつ頃からなら与えても大丈夫なのか、今回はそんな疑問を解決します。

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お餅って子どもはいつから食べられる?

大体ですが、一般的に乳歯が生えそろい、カミカミ・ごっくんが上手にできるようになるとされる3歳くらいがお餅デビューをしてもOKと言えるタイミングのようです。
もちろん歯の発達状況や食べ方の癖、違い、成長の個人差などにもよるので、まだうまく噛むことができない子の場合は3歳になっていても与えない方が無難です。
しっかり自分の力で咀嚼できないと喉に詰まったり、張り付いてしまう原因になってしまいますので、心配なパパやママはもう少し大きくなってからあげるようにしましょう。

「細かく切って与えたら大丈夫」というのは大きな間違いです。
どれだけ小さく切って与えても、お餅の粘り気は変わりません。
噛むこと・飲み込むことは、歯と舌だけの運動ではなく「唾液」も一緒になって初めて成り立ちます。
よく噛むことで唾液が分泌され、噛んで細かくなった食べ物が唾液とまざって飲み込みやすくなります
これが、カミカミがちゃんとできない小さい子には難しいので、喉に張り付いたり窒息の原因になります

保育園などによっては、2歳児にでも小さく細かくしたお餅を与えるところもありますが、ちゃんと先生が付き添ってカミカミできているかを確認しています。お餅を詰まらせる事故は、決して他人事ではありませんので、きちんと目を光らせていなければいけません。
とは言っても、パパやママが怖い顔をしながら側について食べるのは楽しくないので、「カミカミ、もぐもぐ、ゴックン上手ね」などと声掛けをしてあげながらニコニコ見守ってあげるといいでしょう。
どうせなら家族みんなで楽しく美味しく食べたいですもんね。

お餅を子どもに与えるときの注意点

お餅を詰まらせて窒息する事故は、食べ物の中で常に3位以内にあります。

小さな子に与える際は水分と一緒に取るようにしましょう。
お餅は喉に詰まりやすいので常に喉を湿らせて通りやすくしておく工夫が必要です。
2cm以下の大きさにカットして、一口ずつゆっくりと与えましょう。
(2.5cmの白玉団子を食べて窒息死した幼児がいるという例があります)

必ず口の中のものがなくなってから次の一口を食べさせるようにしてください。
「よく噛んでゆっくり食べようね」としっかり噛む癖をつけさせながら「カミカミ」を促します。
そして食べ終わるまで大人が目を離さないことです。声をかけながら側で見てあげてください。

余談ですが、お餅がアレルギー食材であるのはご存知でしょうか。
花粉症やアトピーなどの症状がある子は、痒みなどの症状が出やすくなる可能性があります。
食べすぎにも注意してあげてください。

お餅が子どもの喉に詰まってしまったら?!

冬になると、ネットでは「餅 詰まった 対処」「餅 詰まらせたら」などの検索ワードが上位になるほど、お餅による窒息事故は珍しいことではありません。
お年寄りもそうですが、特に子どもは歯が生えそろっていなかったり、飲み込む力が弱いだけでなく、遊び食べをすることが原因でお餅による窒息事故が多く発生しているというのも知っておきましょう。

万が一、お餅が子どもののどに詰まってしまったら速やかに「119番」に電話をしてください。
大人がお餅を取り除くことができて窒息死に至らずに済んでも、低酸素状態が長時間続いてしまうと、身体麻痺などの後遺症が起きる可能性があります。早めに医療措置がとれるよう、救急車を呼ぶのは必須です。
119番に繋がったら、お餅による窒息、子どもの年齢や状態、お餅をいつ、どれくらいの量を食べて窒息したのか、住所と氏名、すぐに連絡の取れる電話番号を落ち着いて伝えてください。

■パパやママができる応急処置

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119番への電話と並行して行いたいのが、大人ができる応急処置です。
119番に電話をすると、電話口の救急隊員の方が応急措置の方法を教えてくれる場合もあります。パニックになってしまうのは分かりますが、こちらが取り乱してしまい、取り返しのつかないことになるのは最悪です。
冷静になってプロの指示に従うのがいいでしょう。

また、万が一の時に落ち着いて行動できるよう、いくつかの応急措置の方法を知っておきましょう。

・背部叩打法

まず、子どもを抱きかかえるか、太ももにのせ、子どもの頭が体よりも下に来るようにします。
その態勢のまま、肩甲骨の間の背骨辺りを思い切り力強く叩きます。
背部叩打法は叩いた勢いでお餅を出す方法です。

・掃除機で吸う

細い吸引管を掃除機にセットし、喉に充てて最大出力でスイッチを入れてのどに詰まったものを吸引します。
口に吸引管を入れる前にスイッチを入れてはいけませんよ。
スイッチが入った状態で口に入れると、舌を吸い込んでしまう可能性があるのでとても危険です。


■NGな応急処置

もう一点知っておきたいのがNGな応急処置。
良かれと思って行った応急処置でさらに状況が悪化する可能性があるので、パニックになって適当に処置したり、我流でなんとかしようとするのは絶対にやめましょう。

・ハイムリック法

「ハイムリック法」はみぞおちを突き上げてのどに詰まったものを取り出すという窒息の応急処置の一般的な方法ですが、小さな子どものみぞおちを突き上げると内臓破裂などの損傷を伴う可能性か高いため避けたほうが良いでしょう。

・指で取ろうとする

喉に詰まったお餅が見えていても、指で取ろうとするのは避けてください。
かえってお餅がのどの奥に入り込んでしまう可能性があるのでとても危険です。

■意識がない!

意識がない場合は、心肺蘇生法を実施しましょう。
まずは2分間、5サイクルの心肺蘇生法を行ってください。

1. 肩をたたきながら声をかける
2. 反応がなかったら、119番通報
3. 呼吸を確認する 胸と腹部の動きを見て、「普段どおりの呼吸」をしているか、10秒以内で確認
4. 普段どおりの呼吸がなかったら、すぐに胸骨圧迫を30回行う
5. 胸骨圧迫の後、人工呼吸を2回行う

おわりに

小さな子どもに初めての食材を初めて与えるときってどうしていいのか分からないものです。
特に粘り気のあるお餅を初めてあげるときには十分な注意をしてあげてください。

お正月だからといって必ず食べないといけないものでもありませんので、心配なら無理に与えないようにしましょう。

白玉粉を水の代わりに豆腐で練った白玉豆腐(普通の白玉団子より粘り気が少なくなり噛み切りやすい)などで代用もできますし、家族みんなが笑顔で安心して食べられる美味しいものでお正月を楽しみましょう。

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cotomo

投稿者: cotomo

眠い目をこすりながらも夜更かしするネット住民です。 (技術は伴っていなくても)気になったことを調べたりやってみたりして記事にするのが凄く好きです。

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